今から40～45年前、私が小学生、中学生の頃、個室トイレを使うことは「恥ずかしいこと」でした。今から思うと、子供のつたない「臭い」「汚い」という考えがそうさせたのだと思う。個室を使うには、いかに誰にもバレずに利用するのが課題だった。
バレずに利用する。
- 体育館のトイレ・・・体育授業が無ければ誰にもバレない
- 職員室のトイレ・・・先生以外利用しないのでバレない
- 給食の前に利用する・・・給食の準備をしている間、誰もトイレに行かないのでバレない
- 授業中に利用する・・・これは急にお腹が痛くなったと言って、トイレに行く
最近、男子トイレを全て個室トイレにするニュースを見た。個室トイレにすることで、小か大かわかないようにする狙いみたいで、何十年経ってもこんなことが問題になっていることがわかった。恐らく悩んでいる子供たちはたくさんいるのだろう。
小さいながらも、お腹が弱い私にとって最大の悩みであった。
大をしないように、お腹の調子がよくなる給食に必ずついてくる牛乳を飲まないようにしたり、
バレないような戦術を立てたりしていた。個室トイレの上から水をかけられたりする子も居て、最悪だった。一体何が悪いのかよくわからない。自分に子供が出来たときには、個室トイレに悩む男の子より、絶対女の子がいいとかそんなことまで考えていた。
50年近く経ってこんな問題解決するのかな？他の国もそうなのかな？
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